FreeBSD on KVMでdisk IOが遅くて泣きそう

色々あって、ホストOSにLinuxを採用し仮想化にKVMを採用しました。
……が、色々問題が発生。タイトル通りですが、とにかくゲストOSにFreeBSDをインストールしたときにパフォーマンスが出ずに泣きたい状態です。

環境

  • ML115 G5のデフォルト
    • CPU: 2.7GHz 1コア
    • RAM 1G
  • OS: Ubuntu 10.04(Server Edition)

ゲストに割り当てるリソースとしては、

  • メモリ256Mbyte
  • RAWフォーマットのHDDイメージ 4GB(非スパースファイル)

実験

/dev/zeroからddコマンドを用いて、1GB分ディスクに書き込みを行ないます。

dd if=/dev/zero of=/tmp/testimg bs=1M count=1024
  • ゲストOS: Ubuntu 10.04 amd64 Desktop-ja
    • virtioは使わず、IDEモードにてディスクイメージを追加。
    • 追加されたディスクをext4にてフォーマット。
  • ゲストOS: FreeBSD 8.1-R amd64
    • virtioは使えないので、IDEモードでディスクイメージを追加。
    • 追加されたディスクをUFS(+softupdate)にてフォーマット。

以上二つの環境の比較を行ないます。

結果

以下悲惨な結果。

FreeBSD Ubuntu
一回目 6.5 Mbyte/s 21.7 Mbyte/s
二回目 5.5 Mbyte/s 21.7 Mbyte/s
三回目 5.8 Mbyte/s 21.8 Mbyte/s

FreeBSDの方が圧倒的に遅いことが分かっていただけると思います……orz
流石に、ここまで遅いと非常にストレスが貯まります。誰か助けて下さい……。

他にも

などといったお話があるようなので、なかなか仮想化のdisk/IOは奥が深いです。難しい。