KDE4でibusでFreeBSDな。

Ubuntu9.10からもibusが採用されたらしく、またQt4アプリの一部で入力ができなくなっているらしいことからも、scimから乗り換えを検討するころかもしれないibus
近頃FreeBSD 64bit版でも動くようになったお!とgihyoのFreeBSD Daily Topicsで話題になってたのでつこうてみました。
幾つかハマりどころを挙げてみます。

入れるべきpackage

  • textproc/ibus
  • textproc/ibus-qt
  • textproc/ibus-m17n
    • ibus多言語対応(もしかして必要ないかも?)
  • japanese/ibus-anthy
  • qt4-config
    • Qt4設定用

KDEの設定

textproc/ibusのインストールメッセージに従って、各ホームの.kde4/env以下に、適当な名前で以下の内容のスクリプトを設置します。

#!/bin/sh
export XIM=ibus
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=xim
export XMODIFIERS=@im=ibus
export XIM_PROGRAM="ibus-daemon"
export XIM_ARGS="--daemonize --xim"

これは、KDEが起動時に実行するスクリプトとなります。これを反映させるため、一度X11再起動。
そして、textproc/ibus-qtのインストール時メッセージに従い、qtconfig-qt4を行います。

$ qtconfig-qt4 &


InterfaceタブのDefault Input Methodをibusにしてやります。そして、もう一度X11再起動。

今回は、qtconfigが必要だというのが分からなくて暫くはまってしまっていました。悲しい。