xorg7.4はまりどころ with FreeBSD 8-R

久々にFreeBSDでのデスクトップ環境構築祭りをしていたのですが、幾つかxorg7.4にてハマるところがありましたのでメモがてらその情報を書きたいと思います。因に、環境はFreeBSD 8-R 64bitです。

xorgコンパイルしたけど、マウスもキーボードも動かねー!

xorg7.4からhaldとdbusを使うようになっているので、haldとdbusを有効にしましょう。
おなじみ/etc/rc.confに

hald_enable="YES"
dbus_enable="YES"

と書くだけ簡単美味しく頂きます。

xorg.confに書いた設定反映されないんだけど?

設定を書くのは今までならxorg.confに書いていましたが、今時なXorg7.4はひと味違います。
/usr/local/etc/hal/fdi/policy以下に、設定を書いたxmlなファイルを置いてやります。キーボードをjpに変更したかったりしたら、これを弄ります。
設定はFreeBSD/footnoteさんのエントリを参考に。

Ctrl+Alt+BSでXが落ちないんだけど、どういうことなの?

デフォルトでの設定が変更され、落ちないようになりました。一時的に有効にする場合は

$ setxkbmap -option terminate:ctrl_alt_bksp

を実行して下さい。
恒久的に設定したい場合は、先ほど書いたxmlの設定に、

<merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string">terminate:ctrl_alt_bksp</merge>

を書いてやります。また、CapsLockをCtrlにしたい+CtrlAltBSでXを落としたい、という場合は以下のように書きます。

<merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string">ctrl:nocaps,terminate:ctrl_alt_bksp</merge>

なお、私の設定(/usr/local/etc/hal/fdi/policy/x11input.fdi)はこんな感じです。

<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>
<deviceinfo version="0.2">
  <device>
    <match key="info.capabilities" contains="input.keyboard">
      <merge key="input.x11_options.XkbModel" type="string">jp106</merge>
      <merge key="input.x11_options.XkbLayout" type="string">jp</merge>
      <merge key="input.x11_options.XkbOptions" type="string">ctrl:nocaps,terminate:ctrl_alt_bksp</merge>
    </match>
  </device>
</deviceinfo>

その他の設定など

その他設定などは、Xorg7.4のキーボード設定をkwsk - 春木屋辺りを参考にすると良いと思います。非常に分かり易く解説です。