Geekと話していてもつまらない。
Geekと話していてもつまらない。
会社に入ってエンジニアと話すようになった。
大学・大学院とまともなGeekを見つけられなかったから東京の会社に行けば凄い奴がいるだろうと思ってた。
しかし、その目論見は甘かった。東京に来てやっとGeekという集団が見えてきたけど、実態は全然ぬるい連中だった。
まず、話していてもつまらない。「ああ、現実逃避の場所として計算機を選んだんだな」というのが丸わかりなほど、まともな返答ができない奴が多すぎる。生活の中で(こういう言葉は嫌いだが)ボケを言うにもLinusのメーリスの引用だとか、Geekな再実装(ただし、OpenBSDコミュニティ内では良くあること)をする程度のことが「面白い」とされている。それですら誰かが提案していて、「ここでこれを実装すればセキュアだ」と学習した上での実装でしかないし、全く自分の意見や信念というものを持っていない。アンテナもすっかり折れちゃっているみたいで、話題のサービスをみんなが言っているような感想でしか斬れないし、注目されていないけどこれがセキュリティーホールだ、ここをこういうXSSで攻めると面白い、というものが全くない。
当然、私が自分の考えているアイデアや設計を言うと、あっという間に「俺が実装してやる」という話になっちゃうけど、何を言うか、お前らがまともな設計をしないだけだ。
そして、Geekは消費も創作もして自給するハイパーなプログラマなんだなんて言うのは大嘘だというのがわかた。
行動している奴なんて本当に少数で大半のGeekはただTwitterを眺めて「まなめ爆発しろ」という連帯感で人とのつながりを保ちたいだけ。今のGeekは視野が狭くて自分の視野に入ってこないものへの差別意識が強い。使いもしないでPHPを見下したり、何の根拠もなくUnix文化が上だと思っていたり。
これなら機械屋の奴らの方がまだ自分の意見を持っていて話していても面白い。面白いなと言える活動をしている人はサスペンダーじゃないことが多い。ちょっと前に敏感で優秀な若者はGoogleに行っているから日本に居るGeekはつまらないなどと言う言葉を見たことがあるが、今はGoogleにも行ってないんだなということがわかった。どこかは自分でも分からない。
要するに自分の掴んだGeek像は話がつまらなくて、自分で面白いものを設計したりする能力がなく、視野も狭くて排他的で計算機と戯れる以外の行動もしていなくてダラダラと実装しているだけって感じです。
2000年代はGoogleの年だと言うことができるけど、既に凋落は見え始めていて確実に2100年代は百度の年になるだろなと思いました。
とにかく最近はGoogleに対する絶望しかないです。
ほげ
増田に愛を込めて