印象に残った本
まぁ、この一年は今まで読んだこと無かったラノベとかいう本を読んだ年でありまして。
とりあえず、印象に残った本を数冊。
ゆゆこ氏の作品。
ﾏﾀｰﾘしていて素晴らしい。
キャラクターとしては現実離れはしているけども、現実的に考えてあり得ない設定はほとんどない。
印象としては「地味」。だけれども、素晴らしく面白い。
キャラクターが生きているし、それぞれのキャラがうまく動いている。
これは、ロミオ最高!って奴ですよ。
正直1巻は「あー、微妙だな。何でこんな無難なの書いたんだろう」という印象だったけれども、二巻は「うはwwwロミオ節ktkrwwww」っていう感じです。
2巻では、明らさまな伏線が張られてて。これは3巻以降はいつものロミオみたく、一気に展開・伏線回収に掛かるんだろうか。
でも、続けようと思えばずっと続けられる作品だし…
でも、「人類が衰退した裏、妖精さんのカラクリ明かし」も凄く気になるし…
…
つまり、オクルﾏｰﾀﾞ?って事ですよ。
後書きみると、仕事していらっしゃるみたいですし。
それにしても、以外と2巻の評価が微妙で笑った。
1巻と毛色が違いすぎて、皆戸惑ったんだろうか。うーん。
- 神栖麗奈は此処に居る
これは、久々に鳥肌立った。
途中カラクリは分かってしまうんだけど、その出来事の繋がっていく理由がもの凄く緻密に理由付けされていて、感動した。
(この後某きのこの「空の境界」とかいう本も読んだけど、"此処に居る"が凄すぎて、イマイチ世界観に浸れなかった。一番印象に残っているのが、後書きを寄せている人の、もの凄く頑張った褒め方とか、もうね。)
続編が出てるらしいので、読まなきゃ。
これは、数年に一度の発掘だ！的な本でしたよ。
